2017年6月1日のアーカイブ

テーマ:男の料理,釣り話

比内地鶏メーカー秋田味商の工藤です

 

釣ったワラサ2本お持ち帰り。

さて次はお料理です!

 

その前に。

よく「秋に比べ初夏のワラサや青物は脂がノッていないので美味しくない」という方がいます。

 

果たして本当にそうでしょうか?

私は違うと思います。

 

確かに秋には丸々と太り脂がのって美味しいことは美味しいのですが、

初夏のアオモノだって、きちんと処理して素材に合う料理にすれば最高に美味しいはずです。

 

単に「素材に合った食べ方をしてない」と思います。

(偉そうに言ってますね・・・)

 

ちなみに鶏肉だって「ムネ肉はパサパサしてて・・・」といいますが、

水分量の多いモモ肉と同じように焼いたり、焼き過ぎたりしたら、そりゃあパサパサになります。

 

要は素材にあった調理をしていないからなのだと思います。

 

さて!始めましょう!

三枚におろします。

血抜きをしてきているので、ほとんど血が出ません。

 

まずは1品目。

おろし方がヘタなので骨には身が沢山ついてます笑

 

これをアラ汁に。

このまま使っては生臭いアラ汁になるので下茹で(霜降り)をします。料理の基本です。

 

 

表面が白くなる程度にサっと熱湯に入れた後、水で余分な血合やアクを洗います

こうしてから初めてアラ汁作りにかかります。

煮る時は日本酒も多めに入れます。

 

そうすると臭みもなく、寿司屋さんで食べるような最高のアラ汁になりますよ!

 

魚の甘味が素晴らしい!旨い!

 

2品目はやっぱりそのまま刺身

サク取りして

 

脂も程よくノッてるし、しっとり甘くて旨い!

 

 

ワサビもいいけど生姜も合いますね!

 

鮮度がいいので、3品目は

 

叩いてナメロウに。

味噌、みりん、大葉、ネギ、ゴマ、生姜。

ナメロウはアジだけでなく、いろいろな魚で作っても美味しいものです

 

この日は4品。

最後の一品は

てんぷら

 

刺身で食べれる鮮度なので、高温で手早く揚げました

身がホクホク。

火を通すことで甘味が引き立ちました。

ワラサのてんぷら、旨いなぁ。これはいいですね!

鮮度も下処理も良かったせいか、臭みはゼロ。

甘味と旨みの汁がギュウギュウに詰まってました

 

天つゆもいいけど、我が家はブラックペーパーと塩で天ぷらを食べるのが定番。

美味しいですよ。ぜひお試しください。

 

料理は様々な工夫が出来るし、素材にあった調理法があると思ます。

脂身が少ないのであれば油を補ってやる料理や、

水分を逃がさないような料理にしてあげれば最高に美味しくいただけるはず。

 

 

ということで、まず4品。

「初夏の青物は美味しくないのか?」

 

いえ。

最高です!笑

 

PS

ただ今、0~2℃くらいの冷蔵室でサク取りした身を寝かせています。

熟成というやつですね。

素人なので、あまり時間経過すると心配なので、とりあえず3日ほどしたら味見したいと思います笑

 

比内地鶏メーカー秋田味商

ぎばさ蕎麦、美味しいから売れてます!!!

 


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