2017年4月16日のアーカイブ

テーマ:日常のお話

比内地鶏メーカー秋田味商の工藤です

 

しょっつる鍋(塩魚汁)

秋田名物の1つですが、良く聞くのは「しょっつるの味付け(味の濃さ)が難しい」との声。

なんとなく理由が分かります。

しょっつるだけで味付けしてしまうと、旨みがちょっと足りない気がして、継ぎ足してる内に塩っ辛くなったりします。

 

ということで、我が家の美味しいしょっつる鍋の作り方ご紹介。

 

まず・・・

私は出汁をとります。鰹系ですね。

「面倒くさい・・・」と言わず、ぜひやってみてください。

これだけで味が変わるというか、こうすると格段に美味しくなります。

美しい鰹出汁が出来ました。

で、ここにしょっつるを入れます

この日はちょっと変わったマグロの魚醤。

しょっつるといえばハタハタ原料が有名ですが、実はいろいろあります。

どれも美味しいです。

 

味付けのイメージは、鰹出汁をとらず、しょっつるだけで味付けする場合の量が10だとすると・・・

出汁の旨みもしっかりあるので、しょっつるの量が7~8くらいでよくなります。

しょっつるはあくまでも醤油。醤油だけで味が決まるわけではないですからね。

 

あとはお酒を入れて一煮立ちさせると、よりまろやかな旨みの、しょっつる鍋の出汁が完成です

 

具材は、ハタハタ・・・といいたいところですが

ウチではまったく違うものばかり笑

豚肉に鶏肉に鱈、白菜、ネギ、厚揚げ、豆腐・・・寄せ鍋というかちゃんこ鍋ですね、これ。

 

でも、我が家のしょっつるに肉は欠かせません。

魚はもちろんですが、しょっつるは鶏肉も豚肉も相性抜群です。

ぜひお試しください。

 

そういえば味商でも昔「比内地鶏しょっつる鍋」というのを販売してたの思い出しました。

久しぶりに食べたいなぁ

 

比内地鶏メーカー秋田味商


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