テーマ:目指せ100レシピ!

昨日のラーメン話に続いて今日もラーメン話を。

当店で販売しているこちらのラーメン。

(宣伝じゃありませんよ!笑)

比内地鶏の鶏中華そば 塩味

店長のブログ-鶏中華そば 塩

そしてこちらが醤油味

店長のブログ-鶏中華そば 醤油

どちらも1食入で294円。

高い?安い?価格についてはそれぞれ意見の違うところでしょう。

スーパーなどで売っているラーメンと価格を比べたら、

1食294円は結構高いかもしれませんね。

でも売れているのです。

当店は貧乏なので(笑)あまり広告も出しませんし、

宣伝もほとんどしていません。

ですが発売1年5ヶ月で100000食のご注文をいただきました。

初めは地元のお土産屋さん数店だけで販売していたのですが、

お土産でもらった方、

自宅に買って帰った方、

何かの機会に食べていただいた地元の方、

そして、そういった一度食べていただいた方からの

リピート注文が入るようになり、今では全国から

お取り寄せの多くのご注文をいただくことになりました。

なぜそんなに売れているのか?

理由は簡単です。

スープがものすごく美味しいんです。

店長のブログ-中華そばアップ

「美味しい比内地鶏ラーメンないかな?」

お客さんのそんな声から始まった比内地鶏中華そば作り。

試行錯誤やリニューアルを重ねながら、

ようやくこの味が出来ました!

お土産屋さんで他にも比内地鶏ラーメンを見かけますが、

比内地鶏エキス(比内地鶏ガラスープ)の使用量が圧倒的に違います。

「比内地鶏ダシの美味しいラーメンを作りたい!」

という想いで作ったこの鶏中華そば、

多くの皆さんから「美味しい!」と言われることが

何よりの喜びです。

比内地鶏ガラスープの量を減らして

安く売るようなラーメンを作りたいとは思いません。

そして、私の中ではラーメン作りに完璧ということはありません。

これからももっともっと喜んでいただける味を求めて

探求し続けていきたいと思っています。

店長のブログ-鶏中華そば塩を食べる

ちなみに当店の鶏中華そばを美味しく食べていただくポイントを!

~比内地鶏鶏中華そばを美味しくいただくレシピ~

とってもシンプルですが、大事なことは3つ。

1.丼にお湯を入れ、袋のスープと丼を温めておく!

ぬるいラーメンは論外です。

せっかくの美味しい味もイマイチな味になってしまいます。

自宅で食べるラーメンがお店より、ぬるく感じてしまうのは

丼を温めていないことが原因だったりします。

少しでも熱い状態で食べれるよう、これはオススメです!

麺を茹で始める直前まで温め、

直前にお湯を捨て、温めた丼に温めたスープを入れましょう。

(スープを割るお湯は、もちろん熱湯で!)

2.麺はたっぷりのお湯で時間を計って正確に固めに茹でる!

茹でるお湯が少ないと、麺がくっついたり、茹でムラが出来たり、

ヌメリが十分に取れなかったりします。

たっぷりの沸騰したお湯で麺が泳ぐように茹でましょう!

時間もきっちり1分半計って固めに上げましょう!

3.事前に準備し、段取りよく作る。スピードが勝負!

茹で始めてから

「あ、ネギ準備しなきゃ!」などやってしまうと

茹ですぎたりする原因に。

使う食材と食器類は事前に全て準備をしましょう。

ウチのラーメンに限らず、他のラーメンでも是非実践を!

店長のブログ-鶏中華そば醤油が出来ました

この3つをやることで、出来具合が全く変わってきます。

すばやくですよ!笑

ちなみに我が家では、ラーメン作りは私の担当。

しかもみんな座らせて待たせます。笑。

ラーメン作りにはウルサイ店長のお店


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テーマ:比内地鶏話

東京でラーメン屋さんをやってるという方から電話がきました
どうやら比内地鶏ガラを探しているようでした
うちで販売している業務用の比内地鶏ガラについて色々受け答えしているうちに
モミジ(足)の話やら鶏油の話、出汁の取り方の話になり、しばらく話をさせていただきました
仕事の電話といえ、はっきり言って・・・
楽しいです!笑
大好きな料理の話、ラーメンスープ作りの話など、とにかくワクワクしてしまいます
変でしょうか?笑
なかなか周りに、料理の話を色々出来る方がいないので、こんな電話は嬉しくなってしまいます!
どしどし比内地鶏のお問い合わせ、質問ください!


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テーマ:比内地鶏話

今日は商品の試食と撮影を兼ねて特製だれに漬けた

比内地鶏を焼いていただきました。

やっぱりシンプルに焼くのが素材の良さが表れますね!

店長のブログ-ジューシ比内地鶏ひと口焼き鳥

見えますか!?下に滴るほどのジューシーな鶏油♪

この油があるからこそ旨いんですよ!比内地鶏は。

写真もなかなか綺麗に撮れました!

さて、タイトルの「一年に365回比内地鶏を食べる男」

ポイントは365日じゃなく、365回です。

今日のように私の場合、日々新商品の試作の試食や

撮影の為、終わった後にもったいないので食べたり。

もちろん自宅でもレシピ作りと撮影の為、料理して食べたりと、

年中比内地鶏を食べています。

多ければ1日3品も4品もザラです。

1週間毎日だってあります。

年中秋田にはおりませんので、さすがに毎日ではありませんが、

食べてる品数にすると間違いなく1年に365回は

比内地鶏料理を口にしているわけです。

こんなに比内地鶏を食べてる人は、日本中でほとんどいないんではないでしょうか?

(比内地鶏専門の板前さんか私くらいじゃないでしょうか)

なので私は言っております。

日本で3本指に入るくらい比内地鶏を食べています!と。

(本音では、日本一食べてると思っています!)

だからこそ、比内地鶏の美味しい食べ方も分かるのです。

比内地鶏を一年に365回食べる店長の店


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テーマ:目指せ100レシピ!

お客様に言われたことがありました

「お宅の比内地鶏肉、皮と脂身多いわね!」

普段私達が買う鶏肉はブロイラーが多いと思います。

ブロイラーの飼育は、薄暗い鶏舎で狭いカゴに入れられ、

運動せずに大量のエサを与えられ、約60日位の短期間で

育てられると聞きます。

これが悪いわけではなく、私も含めた消費者から見ると

安い鶏肉が買えるメリットがありますよね!

しかし、この鶏肉に馴れたせいか、

「鶏皮がブニョブニョして気持ち悪いから嫌い」

「脂身も美味しくないし、嫌い」

という、皮も脂身もなんだか余計な物のように

考えられる傾向が強くなった気がします。

そんな理由かは、分かりませんが、

スーパーなどの鶏肉は、皮や脂身を極力取り除いた

物が多い感じがします。

私も、あのグニョグニョした鶏皮が嫌いでした。

子供の頃は美味しくなくて、食べませんでした。

しかし、比内地鶏を始めて食べた時にものすごい驚きを覚えました!

「この鶏皮の歯ごたえ!この美味しさは何だ!?」

もう、厚みからして全く違います。

地面に放して運動した鶏は、こんなに皮が美味しいものか!?

店長のブログ-比内地鶏の皮

(比内地鶏の鶏皮をフライパンで炒めるだけの簡単「パリパリ鶏皮焼き」。

焼いているウチに出てくる脂をペーパーで取りながら、カリっと焼いて

塩コショウするだけの簡単レシピです!)

店長のブログ-比内地鶏の皮焼き

話を戻しますね。

こんな皮を食べてから鳥皮に対する考え方が変わりました。

そして、色々なプロの料理人達のコメントを見かけるようになり

それは確信に変わりました

「比内地鶏は肉も美味しいけど、皮と脂身の美味しさが絶品!」

やはり食材を扱うプロもそう感じたわけですね!

そんなこともあって、私は

「この美味しい皮も脂身も食べていただきたい!」

「こういう美味しさを伝えていかなければいけない!」

そう思っております。

なので、ウチではモモ肉やムネ肉からわざわざ

鶏皮や脂身を取り除くことはしていません。

この美味しい部分こそ一緒に召し上がっていただきたいのです。

そして

「お宅の比内地鶏肉、皮と脂身多いわね!」

と言われることのないよう、きちんと説明することの

大切さも学びました。反省です。

「皮と脂身多いわね!」

ではなく

「皮と脂身がすごく美味しかった!」

といってもらえるよう、比内地鶏のことを

きちんと発信していきたいと思います!

そういえば、子供の頃鶏皮が嫌いだった自分のように

我が家の子供達もブロイラーの鶏皮は食べれません。

美味しくないし、グニュグニュして気持ちわるいみたいです。

しかし、たまに私が比内地鶏の鶏皮を持って帰り、

フライパンで焼いて塩コショウして食べてると、

横から1つ取っては食べ、1つ取っては食べ。笑

「酒のツマミなくなるから、あんまり食うなー!笑」

と言うくらいに、子供が食べています。

美味しいものは、子供でも当然わかるのです!

比内地鶏を大好きな店長がやっているお店です


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テーマ:目指せ100レシピ!

先日、ヒヨコの段階で鑑別され、育てられない

比内地鶏のオス鶏の話を書きました

https://www.ajisho.jp/blog/hinaijidori/20141215-00000-1762.html

もったいない!

と思うのは当然私だけではなく、

当店の契約農場、渡辺比内地鶏ファームの渡辺さんも

当然そう思われております

「一応メスのヒヨコだけ買うんだけど、

やっぱり鑑別してもオスが混ざってくるんだよね!」

そんな言葉通り、農場を見るとチラホラとオス鶏が

見受けられます。

「もったいないよなぁ。

たしかに肉質が固いんだけど、

なんとかしたいよな」

渡辺さんの最近の口グセです。

そんなこともあり、渡辺ファームさんでは

去勢することで柔らかくなり、美味しくなるという

「シャポン」に興味を示し、実際に取り組み始めました

「送るから食べてみてよ!」

「なかなかイケるよ!美味しいよ!」

そんなことで、当店に一羽分送られてきました!

店長のブログ-比内地鶏シャポン モモ肉

こちらはモモ肉。

メスよりは赤みが強い感じでしょうか。

脂身もメスより少なめですね。

しかしデカイ!かなり大きいです!

メス鶏のモモ肉は1枚220g~250g位ですが、

オスのモモ肉を計ると・・・・・・・

400g以上!!!

410gと440gありました!

2倍までいかないけど、それに近い大きさ!

比内地鶏のメスは大体160~180日飼育され出荷されます。

オスは成長が早いので100~120日位でしょうか。

オスはそれ以上育てても、固くなって食べられる感じではありません。

しかしこの去勢したオス、比内地鶏シャポンは200日飼育!

200日もの飼育期間の地鶏なんてそうそういません。

(どこかの銘柄が、200日というのがあったような。。。)

比内地鶏のメスの160~180日だって、

日本で3本くらいに入る長期飼育ではないでしょうか。

ちょっと話が長くなりました。

実食です!

焼き上がりに縮まないように

フォークで全体に穴をあけ、塩コショウを振ってオーブンへ

店長のブログ-比内地鶏シャポン オーブンへ

肉がかなり大きいので、250℃の35分かけて両面焼きました。

持つと重いです!笑

そして途中裏返しつつ、完成です!

店長のブログ-比内地鶏焼き上がりました!

比内地鶏シャポンの豪快なモモ一枚焼き!

店長のブログ-美味しそう!

もうボリュームがすごいです!

400g以上の肉なので、4人位でいただけます。

さて、肝心の味は。。。。

200日も育てたオスの味では全くありません!

メスに比べると脂肪分は少ないですが、

すばらしい歯応と濃厚な鶏の風味が感じられます!

比内地鶏シャポン、いいじゃないですか!

旨いですよ渡辺さん!!!


ただし、比内地鶏メス肉と同様に

全ての料理方法に適しているとは言いません。


まだ試してませんが、この弾力は、

火を通しすぎると「固さ」になってしまいそうなので、

より美味しい調理方法で食べたほうがいいですね!



漬けだれに漬けておいてから焼くとこれはより美味しいだろうな~。


私も色々料理してみて、研究したいと思います。



料理のプロの方にも試作していただいてもらいたいですね、シャポン!


もったいない!を少しづつ形にしていきたいと思います!



比内地鶏シャポンの料理作りに励む店長のお店








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