秋田の遊び~山菜の芽と目
比内地鶏 秋田あじしょうの工藤です
まだまだ寒暖差が激しい日も多いですが、秋田も春本番だなあと実感できる季節になりましたね
大好きな秋田の大自然、海、山、川で遊ぶのがライフワークのような自分にとって春は、何かが開放されるような、、、『山遊び解禁されました!』的な気分になります
春の山遊びの楽しみは山菜採り
わさび
3月頃から始まる山菜採り
私の場合、わさびから始まり、たらの芽、こごみ、コシアブラ、わらび、山椒、あいこ、みず、といった感じでしょうか。
ゼンマイは処理が大変そうなので見つけても採らずにスルー。
行者にんにくはなかなか見つけられず。
ウドは良く分からず。
フキは綺麗な青いものがあれば。
あまり山深くに入らないためシドケはなかなか見かけない。
タケノコは熊が怖いのでパス。
こんな感じです。
師匠も教えてくれる人もいないので独学で分かる範囲ですね。
分からないものは怖いので当たり前ですが食べません。。。
山菜は採るのも楽しいし食べるのもまた楽しい
採ってから食べ方を考えるより、〇〇を食べたいから〇〇を採りにいこう!という食べたいメニュー前提の行動が多いかもしれません
わさびは必ず、醤油漬けを作って蕎麦を食べたい
麺つゆに漬けたわさびは、蕎麦はもちろん、納豆にも刺身にも最高
シャキシャキ感とツーンとくるのがたまらなく旨い
至るところにあるコゴミ
ありすぎて採りすぎて食べすぎて、飽きてくることもやや多い笑
たらの芽もあちこちにあります
シーズン一発目の初物を採り、天ぷらにして一口目を食べた時のたらの芽の美味しさたるや
毎年ほんとうに楽しみ
今までのポイントが一昨年の豪雨で壊滅し、ようやく新しいポイントを見つけました
こごみ、たらの芽、コシアブラの天ぷら
ほろ苦さ甘み。そして採れたての香りの良さと食感。
この味わいは地元で採ってきてすぐ食べれる人の特権です。
より美味しく食べたいので天ぷらも衣の薄さ、揚げる温度、いろいろ試すのも好きな時間
コシアブラの天ぷらを細かくして麺つゆとご飯に混ぜる
酒のツマミにもなる絶品ごはん
そういえば、クロモジも沢山見つけました
お茶の原料にもなる和製ハーブ
乾燥させてから焼酎に漬けてクロモジ焼酎にしたいと思います
さて、話は飛びますがタイトルの「山菜の芽と目」
こうして食しているのは植物の若い芽の部分。
山菜採りはこうした植物の新芽を探しているわけですが、初めていく場所は色々な植物が群生しており、すぐに見つけれなかったりします。
まさにお目当ての木や『芽』を探す『目』が重要。
最初の1つを見つけると『目』が慣れて、次を見つけるスピードが一気に上がっていきます。
もうすぐGWの連休。
天気予報を見ながら山に繰り出し、目をこらして芽を探してきたいと思います
秋田の恵まれた自然に感謝です!